パキポディウム・ナマクアナム実生(7)
播種から5ヶ月半
前回、スペースの関係で、ひと株だけ引っ越してもらいましたが、植え替えの影響もあまりなく、順調に太ってくれています。
意外だったのは、1番成長の著しい株を植え替えたのですが、今では2番目の株の成長が1番目の株を追い越しています。
また、諦めていた、少し虫に食べられた様な形だった株も、順調に大きくなってくれているのが嬉しいです。
植え替えした株です。
植え替え直後は、少し調子を崩した様で、成長が止まっていましたが、成長点に新しい葉が沢山見えます。
調子を崩した時に、葉が少し黄色がかってきましたが、新しい葉が出てくれれば、問題ないのかなと思いいています。
今や1番大きくなった株です。
ナマクアナムの幼苗は、プックリしたシェイプなので、茎は葉に隠れてよく見えませんが、表面もひび割れ始めて、それらしくなってきています。
葉の色も、元気そうです。
寄せ植え3株の中では、2番目の株。
ちょっと葉の色が悪いです。
しかし、成長点の色も悪くないですし、小さいですが、次の新芽も見えますので、大丈夫でしょう。
茎にかじられたような傷があった株、一番のおチビ。
意外に綺麗に育っています。
ゆっくり気長に見ていこうと思います。
一般的に冬型と言われているナマクアナムですが、特徴として「根が弱い」らしいです。
(実際以前に、根腐れしました。。。)
他の冬型と同じく、冬型とは言っても、あまりに寒いと良くありません。
また、葉焼けもしやすく、成長点が腐る事も有るそうです。
そんなこんなで、水やりも神経を使っていますし、成長点に水が溜まった時は、カメラレンズのブロアーで「シュポシュポ!」っと吹き飛ばしています。
産毛のような突起が無数に生え、ウエーブした葉、ぽってりした茎、長い棘、どれをとっても特徴的で魅力的です。
一般的に、実生株は輸入株に比べて日本国内の環境に慣れていて丈夫と聞きます。
せっかく発芽してくれた4株、大株になるのを夢見て、大事に育てています。